プラグインEasy WP SMTPもとうとう有料版がリリースされ、いろいろと機能アップで目新しくなってきました。設定項目が多くなりましたので、よく使いそうなものをピックアップしてみます。
※現在のバージョン:2.1.0
ログファイル関連
以前からデバッグログを利用している場合、ログファイルはデフォルトでEasy WP SMTPプラグインディレクトリ内に保存されます。最近のアップデートで、このログファイルのファイル名変更(v1.4.4)やパス変更(v1.5.3)のフィルターが提供されています。これにより、ドキュメントルート外への配置が可能になり、プラグインのチェックサムも正常になります。
フィルター swpsmtp_log_file_path_override (v1.4.4)
//ログファイル名変更の例
add_filter( 'swpsmtp_log_file_path_override', function( $log_file_name ){
$log_file_name = '.' . uniqid( '', true ) . '.txt';
return $log_file_name;
} );
フィルター easy_wp_mail_get_log_file_root_path (v1.5.3)
//ログファイルのパス変更例
add_filter( 'easy_wp_mail_get_log_file_root_path', function( $path ){
$path = "~/";
return $path;
} );
これらの以前のデバッグログはdeprecatedのようで、現在、新規でプラグインインストールする場合や、以前のデバッグログを有効化していない場合は、機能しません(Miscタブに表示されません)。
この以前のデバッグログ機能を表示するフィルターはこちら。
フィルター easy_wp_smtp_admin_pages_misc_tab_show_debug_log_settings (v2.0.0)
add_filter( 'easy_wp_smtp_admin_pages_misc_tab_show_debug_log_settings', '__return_true' );
これで、Miscタブに「デバッグログを有効化」項目が表示されます。
ログは、「ON]に設定保存後に利用できます。
ソースはこちら
./inc/deprecated/class-easywpsmtp.php:
$log_file_name = apply_filters( 'swpsmtp_log_file_path_override', $log_file_name );
./inc/deprecated/class-easywpsmtp.php:
return apply_filters( 'easy_wp_mail_get_log_file_root_path', $this->plugin_path . '/' );
./src/Admin/Pages/MiscTab.php:
$show_debug_log_settings = apply_filters( 'easy_wp_smtp_admin_pages_misc_tab_show_debug_log_settings', false );