WordPressプラグイン Accept Stripe Payments の2.0.44からの更新メモです。
Accept Stripe Paymentsは、Stripeのオンライン決済プラットフォームを使用したWordPress ECサイトを簡単に構築できるプラグインです。FREE版では、一括払いのクレジットカード決済を利用できます。
他のプラグインとの相性がよくない部分があったり、プラグインフォルダ内のテンプレートをカスタマイズしたりして使用している場合は、バージョンアップ時は気をつけましょう!
更新内容
バージョン2.0.44から2.0.45, 2.0.46(bug fix)への更新内容をチェックしました。
- 支払ポップアップ画面に、利用可能な数量表示のオプションを追加
- 支払ポップアップ画面は、ゴミ箱にある商品には適用外となった
- 通貨の選択オプションは、寄付タイプのみとなった
- 支払ポップアップ画面で入力するメールアドレスで「+」文字が使用可能になった
- ドミニカペソ(DOP)通貨追加
- ドイツ語の翻訳ファイル追加
- その他(フィルターフックasp_customize_text_msg)
◆ 支払ポップアップ画面に、利用可能な数量表示のオプションを追加
「数量と在庫」設定で新しいオプションができました。
チェックすると、支払いポップアップ画面の上部に在庫が表示されます。
現在のところ、まだ翻訳はでていないようです。
今回、支払ポップアップ画面の「クーポンコード」「お名前」「メールアドレス」「クレジットカード / デビットカード」も、フィルターフックasp_customize_text_msgでテキスト変更できるようになりましたので、将来、こちらもカスタマイズできるようになるといいですね。
◆支払ポップアップ画面は、ゴミ箱にある商品には適用外となった
バージョン2.0.44で支払ポップアップ画面は、slugを持つようになりiframe読み込みで表示されるように変更されました。
以下のURLでアクセス可能です。(999はpost ID)
https://(ドメイン)/asp-payment-box/?product_id=999
ゴミ箱に入れた商品も表示可能だったので、表示しない仕様に変更(修正?)したようです。
ちなみに、商品登録は公開前の下書きのままでも、上記URLから一般公開表示可能で、購入もできます。
◆通貨の選択オプションは、寄付タイプのみとなった
商品登録の「価格と通貨」の設定で、Donationタイプにすると購入者が通貨を選択できるようにするかどうかを設定できます。
ここでチェック(通貨選択許可)を付けたまま、DonationからOne-time paymentタイプに変更すると、購入時、通貨選択可能でしたが、2.0.45からは通貨選択のプルダウンは非表示に変更(修正?)されました。
◆支払ポップアップ画面で入力するメールアドレスで「+」文字が使用可能になった
Gmailでは、本来のメールアドレスに+で続く文字列を追加して使うことができます。
例えば、xxxxx@gmail.com を、オンラインショッピングでは xxxxx+shopping@gmail.com を使うなど、同じメルアカのまま使いわけることができます。
このような"+"文字が含まれるメールアドレスは、これまでプラグインではエラーとなり入力できませんでした。
2.0.45からは、入力を受け付けるようになりました。
◆ドミニカペソ(DOP)通貨追加
◆その他(フィルターフックasp_customize_text_msg)
支払ポップアップ画面で、テキストメッセージ変更のフィルターフックasp_customize_text_msgが、「税金」「送料」の他、「クーポンコード」「お名前」「メールアドレス」「クレジットカード / デビットカード」にも適用されました。
サンプルadd_filter( 'asp_customize_text_msg', function( $msg, $str ){
if( $str === "tax_str" ):
$msg = "消費税";
elseif( $str === "shipping_str" ):
$msg = "送料(全国一律)";
elseif( $str === "pp_coupon_code" ):
$msg = "クーポンコード(「適用」クリック後、金額をご確認ください)";
elseif( $str === "pp_billing_name" ):
$msg = "ご注文者氏名";
elseif( $str === "pp_email" ):
$msg = "メールアドレス(sakidesign.comからのメールを受信できるよう受信設定してください)";
elseif( $str === "pp_credit_or_debit_card" ):
$msg = "クレジットカード/デビットカード(VISA, Master, AMEX, Diners, DISCOVER, JCB)";
endif;
return $msg;
}, 10, 2 );
サンプルコードにより、赤枠部分のようにテキスト変更できます。
Accept Stripe Paymentsプラグインページ
Stripe Paymentsサイト
以上!